１．知識はあるの

知識は最新であればあるほど、興味を引くものです。ところが聞き手の知識レベルが十分でない場合は、その逆のことが起きます。そんなときには、新聞のような最新の情報を週刊誌にまとめているように、より詳細な情報を加味しながら話すと理解が高まります。

　専門用語は理解できるの

早い時点で、聞き手の専門用語に対する理解力をチェックします。それにより、使用可能な単語とジャーゴン言葉を選別できるだけではなく、聞き手の知識レベルも同時に知ることが可能となります。

２．論理的ですか

ポイントを整理して話すことが、論理的な人には、関心を持って聞き続けてもらうために大切です。

ところがあまり論理的ではない人を対象に、同じアプローチで話すと、その逆のことが起きてしまいます。その間合いの取り方が重要になってきます。

３．理解力は高いか

全員参加で組織活動に取り組んで協力を仰ぐ人を対象とするときには、管理職など職位の高い人に使うように、話を飛躍させることは大きな障害につながります、そこで、全員に話をするときは、話を展開するシナリオが大切になってきます。でもテンポも必要です、遅すぎるのもあきられてしまいます。

4. 情報のアウトライン化

ここでは、アプローチには3つの方法があり、聞き手がとるコミュニケーションの方法や表現の仕方を使って、相手の気持ちや考え方を推量する方法と、人を説得する方法を学んでいきます。では、最も一般的なビジネスコミュニケーション、商談、会議の会話で、聞き手の心を動かすことを考えながら書いていきます。

整理しつくした情報をわかりやすく伝えることが、すべてのコミュニケーションの大前提です。しかしそれだけでは、コミュニケーションが一方通行となり、双方向コミュニケーションとなりません。双方向コミュニケーションが会話には最も重要なことです。

お互いに相手の気持ちや考え方を察しなければ、会話は一方的なものになってしまいます。つまりコミュニケーションには、相手の眼や表情、しぐさを観察し相手の気持ちを分析する力が必要です。

たとえば交渉や重い会話では、弁舌さわやかに、こちらの状況や要望を伝えても、それだけでは相手はこちらの意見、要望、条件を納得することにはなりません。

相手がこちらの意見、要望、条件を理解し、納得感あり、の気持ちになってこそ、目的を達することとなります。同じ内容を伝えても、人によって反応は異なります。批判的である、説教くさい、お節介だ、評論的だ、理屈っぽい、自己中心的だ、感情的だ、優柔不断だ、印象に残らない……十人十色です。大事なことは、相手はポジティブな人とし、ポジティブに相手とコミュニケーションすることです。次に大切なのは、そういった相手の感情の動きをよく読んで、相手がこちらに伝わるように話してくれるように、コミュニケーションの説得方法を工夫することです。やはり必要なのはロジックです。ロジックは3つに分類されます。　１　損得的　２．規律的　３．情緒的

COVID19と変異体に、ご家族ともどもご留意ください。