システムについて考える, ISO45001 OHSMSの関連
Design Safety System
コミュニケーションとISO45001OHSMS
システム原理を知ること
組織が最も大きく成長しているときにこそ、 起こるかもしれないRiskに備えて計画を立てる必要があります。
ときには最大の利益を生んだ方針が、最終的に資源を急速に消耗させることになるかもしれない。意外とありませんか?
あるいは、自分が望んでいるものを手に入れようと努力すればするほど、それを手に入れる機会をつぶすことになるかもしれない。これは(が)システムの原理の一端Risk & Opportunity です。このような“システム原理はシーソーゲーム”を知ることによって、より効果的な思考をすること、や行動の方法を考え、理解できるようになります、がそれを実際の行動に組み込んでいくには、「広い視野から頭の中にドローンでも使って俯瞰しで観察する力」が要求されます。
つまり、自分たちのとる行動が他の活動領域とどのように関係し合うかを見て知るには、望遠レンズでは未来を見すぎ、だからドローンの広角レンズを通すような見方で注意を向ける必要があります。
システム思考
“システム原理はシーソーゲーム”ですからシステム思考とは、さまざまな多くのシーソーのバランスの相互関連性に目を向け、それらはまだまだプロセスの集合体であるがプロセスの一部分として広角的に見たら一つの全体シーソーとして理解することが必要です。でも、原理が集まった、大きく明確な形のない領域であり、この領域に対して、それらに共通しているのは、「すべてのシステムの行動は、その特質が発見され、明確な言葉にされつつある時の共通原理に従っている」 という基本的な考え方です。なんか夜の静寂(しじま)の星空を見ているようですね。
“組織における価値ある変化をいかにして達成するか”について、システム思考では、複雑なフィードバックプロセスが、”組織“や大規模な”人間のシステム“の中で、どのように問題化していくかのパターンを探りだすことです。それには、組織をシステムとして「組織を適切に指揮・管理する仕組み=マネジメントシステム」を確立することが必要です。
組織を構成する諸要素は、時間の経過に伴って絶えず影響を及ぼし合いながら共通の目的に向かって働くという意味で密接につながっています。システムの例は、生物学的な組織(人体も含む)、大気圏、病気、工場、化学反応、国家、コミュニティ、産業、家族、チーム、その他のすべての組織などが含まれます。私も、あなた自身も、あなたの仕事も、おそらく何十もの異なったシステムの構成要素でしょう。働く私は会社の歯車の一つにでもなっていれば素晴らしい、歯車の潤滑油にでもまだまし、埃りにでもなっていれば最高かな、なんて考えていませんか?
では、組織って何だろう。組織の「構造」というのは、組織図から考える人、あるいは、組織の仕事の流れやプロセスの組み立てのことを考える人もいます。しかし、システム思考における「構造」とは、システムの主要な構成要素間の相互関係のパターンのことです。それにはヒエラルキー (階層制)やプロセスが含まれる場合もあるが、人人の態度や認識、 製品の質、 人の意思決定の方法、それ以外の何百もの要素が含まれます。システムの構造は、必ずしも意識的につくられたものではなく、それは、 時間の経過とともに、 いろいろな人が意識的·無意識的に行う選択によってつくられるものです。
こんなことを考えるとやはりコミュニケーションがとってもこれからは、重要だということです。
コミュニケーションとISO45001OHSMの関連:
7.4 コミュニケーション
7.4.1 一般 組織は,次の事項の決定を含む,OHSMSに関連する内部及び外部のコミュニケーションに必要なプロセスを確立し,実施し,維持しなければならない。a) コミュニケーションの内容b) コミュニケーションの実施時期 c) コミュニケーションの対象者 1) 組織内部の様々な階層及び部門に対して 2) 請負者及び職場の来訪者に対して 3) 他の利害関係者に対して d) コミュニケーションの方法
組織は,コミュニケーションの必要性を検討するに当たって,多様性の側面(例えば,性別,言語,文化,識字,心身の障害)を考慮に入れなければならない。
組織は,コミュニケーションのプロセスを確立するに当たって,関係する外部の利害関係者の見解が確実に考慮されるようにしなければならない。
コミュニケーションのプロセスを確立するとき,組織は,次の事項を行わなければならない。− 法的要求事項及びその他の要求事項を考慮に入れる。 − コミュニケーションするOH&S情報が,OHSMSにおいて作成する。
情報と整合し,信頼性があることを確実にする。
組織は,OHSMSについて関連するコミュニケーションに対応しなければならない。 組織は,必要に応じて,コミュニケーションの証拠として,文書化した情報を保持しなければならない。
7.4.2 内部コミュニケーション
組織は,次の事項を行わなければならない。
a) 必要に応じて,OHSMSの変更を含め,OHSMSに関連する情報について,組織の様々な階層間及び機能間で内部コミュニケーションを行う。b) コミュニケーションプロセスが,継続的改善への働く人の寄与を可能にすることを確実にする。
7.4.3外部コミュニケーション
組織は,コミュニケーションプロセスによって確立したとおりに,かつ,法的要求事項及びその他の要求事項を考慮に入れ,OHSMSに関連する情報について外部コミュニケーションを行わなければならない。
Have a safe and nice day in week.
Design Safety System
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