一冊の本(続き)クリス・アージリスの『推論のはしご』

design safety system to find risk

Design Safety System

 

先回の投稿:一冊の本(続き)クリス・アージリスのメンタルモデル

Drucker’ s Way of Thinkingについて、

今のような状況をどのように過ごすのか、一言でいえば、将来ビジョンが不可欠ということです。
将来のビジョンを作りあげる手法は、「ドラッカー流未来観測技術」です。
三つのステップがあります。 新しい成長を組織(ステークホルダー、もちろん社員を含みます)に約束しようとするマネジメントが、記憶にとどめ、使える手法です。マネジメントだけでなく社員全員に広げる手法です。
①すでにおきている通念(一般の共通認識として、認識されている考え)に反することが、何かを問う。(『推論のはしご』が使えます、新しい現実を認知できます。)
②起きていることが一時的ではなく、本当の変化かどうかを問うために証拠を集めます。(新しい現実の証拠)
③その変化に意味があるならば、それはどのような機会(opportunity)をもたらすのかを問う。(新しい現実を前提とした未来 )

まず ①では、われわれの身のまわりに起こっていることを注意深く観察する。(『推論のはしご』が使えます、新しい現実を認知できます。)
何を観察していいのかわからない場合、とりあえずイノベーションの機会をもたらす7つの源泉、1.予期せぬもの、2.調和せぬもの, 3.プロセスニーズ、4.市場、産業の構造変化、5.人口構成の変化、6.認識の変化、7.新しい知識に注目します。

将来推計人口の再掲です。

design safety system to find risk

①②③の進め方

「通念に反すること」かつ「すでに起こっていること」はないかに注目する。 「通念に反すること」は従来常識であったものと一線を画す新たな出来事です。「すでに起こっていること」とは、まさに目の前で起こっている事実(観察事項)です。あなたが気が付いたとしても、誰もが知っているものはあなたにとってはtoo late で、仕方がない。ここは、推測ではなく実際の現実、目の前で起きている事実でまだ多くの人は認識していないものです。あなたが認識した、多くの人は知らない,気づいていない、ここが非常に重要です。次に、②は ①を確認後、その変化が一時的でなく本物の動きかどうかを問うための証拠を集めること。そして③証拠が一時的でないと固まったら、これは「新しい現実」あるいは「すでに起きている未来」となります。そうしたら、この「新しい(未来)現実」が社員(ステークホルダー)にどのような影響を及ぼすのかを評価します。その際、新しい現実の「機会」(opportunity、チャンス)に注目し、機会を大いに広げて伸ばすことです。以上がドドラッカー流未来観測術(手法)です。時代を切り抜ける、生き抜く手法です。

ISO31000リスクマネジメントガイドも参考になります。

下はISO31000リスクアセスメントコンセプトです。

risk management process to design safety system

Risk Assessment アセスメント

Risk Identification 識別

Risk Analysis    分析

Risk Evaluation   評価

Risk Treatment リスク対応

「リスクの評価」をする最初のステップはリスク「識別」です、識別は ”危険源(危険源=危害を引き起こす潜在的根源)や有害源 (ハザード)”を発見することです。ドラッカーの①すでにおきている通念(一般の共通認識として、認識されている考え)に反することは、何かを問う。②起きている変化は一時的ではなく、本当の変化かどうかの証拠はなんであるかを問う。(新しい現実の証拠)③その変化に意味と重要性があるならば、それはどのような機会(opportunity)をもたらすのかを問う(新しい現実を前提とした未来 )、ISO31000リスクアセスメントとは共通な概念を感じます。

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